サロンで新メニューのモニター募集に応募が殺到する!依頼メールの例文

サロンで新メニューのモニター募集に応募が殺到する!依頼メールの例文

こんにちは。奥 武志です。

個人サロンのコンサル中に、こんな質問をたまにいただきます。

「以前に、モニターを募集したことがあるのですが、さっぱり反応がありませんでした。どうしたら良いのでしょうか?」

話を聞くと、協力したいと思えるお願いが、できていない方が多いです。

淡白な方が、すごく多いです。

そこで、個人サロンの新メニューのモニターで、反応率をあげる秘訣をお教えします。

依頼が苦手な方は、目から鱗が落ちますよ。

個人サロンのモニター募集をする3つの方法

サロンの新メニューでモニターを募集する場合、主に3パターンあります。

1)友人や知人などに、クローズドで募集をかける
2)ホームページやブログ、SNSで募集をかける
3)既存顧客さまに、クローズドで募集をかける

それぞれに、メリットと、デメリットがありますよ。

1)友人や知人などに、クローズドで募集をかける

メリットは、これから開業する方でも、比較的やりやすいこと。

デメリットは、半額など安くしても、有料だとお願いしにくいケースがあること。

「お友だち価格」を過剰に期待する方だと、あまり良い感想をもらえないこともあります。

開業自体をすごく応援してくれる、友人や知人がいる方に、オススメの方法ですね。

2)ホームページやブログ、SNSで募集をかける

メリットは、募集する対象者が多くなるため、反応を取れやすいこと。

デメリットは、3つあります。

正規価格でも、受けてくれる可能性がある方にも、わざわざ安く提供することになり、見込み客を減らす恐れがあること。

タダだからラッキー!と安さに食いついてくる方の中には、自分の主張ばかりを押し付ける、困ったちゃんが含まれること。

初めましての方が申し込んできた場合、こちらの考えや価値観と合うか?不明なこと。

これは、本当にどうしようもない!お願いできる人がいない!という場合の、最終手段ですね。

3)既存顧客さまに、クローズドで募集をかける

メリットは、3つあります。

すでに、サロンの価値を理解したお客さまが対象のため、スムーズに進むこと。

既存顧客さまにとって、新メニューを安く受けられること自体が嬉しく、還元にもなること。

ホームページやブログ、SNSで正式導入するとき、定価で出せること。

すでにお客さまが、数名でもいるサロンの場合は、絶対にこれがオススメです。

あなたの状況に合わせて、募集をかけてくださいね。

新メニューのモニター募集では何をお願いするか?

新しい施術メニューのモニター募集では、お客さまとサロン側、双方にメリットがあります。

お客さまは、新メニューを、安く気軽に体験できること。

サロン側は、施術の効果を検証したり、今後の告知に必要なものを得られること。

ここでは、モニター募集をするときに、なるべく抑えておきたいポイントを話します。

1)感想をもらう(施術を受けての感想)
2)感想をもらう(その後の変化や成果の感想)
3)お写真をもらう(ビフォーアフター写真、ツーショット写真、施術中の写真等)

感想とお写真は、最初から必須項目にして、必ずもらうようにしましょう。

1と2があるので、継続のモニターと、単発のモニター、両方あると良いですね。

お客さまに気持ち良く感想をいただくポイントは、こちらで解説しています。

濃い感想をどんどんいただける!アンケートや感想用紙の正しい作り方は、こちら。

お写真の顔出しOKをいただくお願いの仕方は、こちらを参考にしてください。

この記事では、3の既存顧客さまたちへの、メール文例をご紹介します。

1の友人知人の場合も、アレンジすると、使えますよ。

これはダメ!モニター募集で失敗するNGメール例

まず最初に、ダメパターンです。こうお願いすると、反応は微妙です。

「ぜひ、モニターにご協力いただけませんか?」
「アンケートにご協力いただけたら幸いです。」

なぜなら、無機質で心が動かない言葉だから。

例えば、こんなメールです。

新メニューのモニターさんを募集します!

施術内容:●●
期間:〇ヶ月(週〇回)
料金:無料

以下のルールを守ってくださる方限定です。

ビフォーアフター写真を撮影
感想を書いていただく

ご興味がある方は、こちらまでご連絡ください。
(連絡先)

これだと、無機質で、心が動かない文章ですね。

では、どうしたら、良いのでしょうか?

モニター募集で反応をいただく6つのポイント

サロンのモニターの募集で、協力しよう!と思ってもらうには、ポイントが5つあります。

あっ!モニターとはいえ、メニュー自体が魅力的でなければ、どうやってもダメです(笑)

ニーズを満たす、魅力的なメニューを用意することは、鉄則ですからね。

それ以外のポイントです。

1)モニター募集をする目的を明確にする
2)モニターに応募するメリットを明確にする
3)どういう経緯があるのか?ストーリーを入れる
4)お客さまが安心して協力できる気配り(配慮)をする
5)協力しよう!応援しよう!と感じる言葉を入れて書く
6)人数や期間を限定して、ダラダラ募集をしない!

1つずつ、カンタンに解説します。

1)モニター募集をする目的を明確にする

モニターさんを募集します!といきなり結論を書かず、なぜ募集するのか?目的を書きます。

「なるほど、だからこのメニューを導入するのか!」

そうわかると、協力するか?しないか?考えやすくなります。

2)モニターに応募するメリットを明確にする

人は誰しも、自分に何もメリットがないことには、なかなか動きません。

無料や格安のモニターとはいえ、貴重な時間と労力を使って、サロンに足を運ぶわけです。

このメニューを受けると、どうなれるのか?
このモニターに協力すると、何の、誰の役に立てるのか?

こういうことを明確にすると、協力しやすくなります。

3)どういう経緯があるのか?ストーリーを入れる

1にも通じますが、経緯がわかった方が、心が動きます。

どういう経緯があって、モニター募集をする結論に至ったのか?

ストーリーや思いが見えるほど、読み手の心が動きます。

4)お客さまが安心して協力できる気配り(配慮)をする

無料や格安のモニターとはいえ、貴重な時間と労力を使います。

少しでも不安や気になることがあると、応募しにくくなります。

どんな不安があるだろう?
何があれば受けやすいかな?

そういうことをよく考えて、不安を払拭する内容にすると、応募しやすくなります。

5)協力しよう!応援しよう!と感じる言葉を入れて書く

無機質に結論だけ書いてあっても、ふーん、で終わります。

1から4を、踏まえつつ。

力をお借りできませんか?
ご協力いただけませんか?
こうしていただけたら嬉しいです。

こうした言葉を使って、ひと肌脱ごう!と思っていただけると、協力者は現れますよ。

6)人数や期間を限定して、ダラダラ募集をしない!

ここまでをしっかりやって、心が動いたとしても、すぐに反応してくれるとは限りません。

また、あなた自身も、ダラダラ募集していると、定価でも買ってくれる方を、わざわざ減らし続けるデメリットがあります。

3名さま限定
●月●日まで

こうした限定をしっかり作っておくと、1人でも多く集まりやすくなりますよ。

なお、この6つは、モニターの依頼にも、アンケート依頼にも使えます。

顧客心理を踏まえた、お客さまの心を掴むメソッドだからです。

それでは、実際の例文を、ご紹介しますね。

思わずモニターに応募したくなる!メール例文1

実際に、奥が添削をした、メールの文面をご紹介します。

既存顧客さまたちへの、レターの文面です。

表現を一部変えて、お見せしますね。

★一斉送信したメールです。

こんにちは!●(サロン名)のAです。

子どもの幼稚園入園をきっかけに、自宅サロンを開業して、3月で2年が経ちました。

今までやってこられたのは、いらしてくださったお客様のおかげです。

感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます!

さて、今までは大きな宣伝もせず、ご縁のあった方に来ていただいてました。

ですが、子どもが4月から中学校に入学します。

自分で何でも出来るようになったこのタイミングで、サロンメニューを一新することにしました。

産後、授乳後、悩まれている方や、年齢とともに重力に逆らえない胸に悩まれてる方。

バストアップは気になるけど、胸を出すのに抵抗のある方の力にもなりたい。

いくつになっても、女性には、輝いていてほしい!

そんな思いを、もっと届けたいと思っています。

それに伴い、新しいメニューをどうしても作りたいと思っています。

ただ、今は自宅サロンということもあり、広告を出していません。

できれば広告よりも貴重なご縁から、良い出会いがあると嬉しいと願っています。

そこで今回、お願いがあって、このお手紙を書きました。

今、来ていただいている皆さま、力を貸して頂けませんでしょうか?

モニター様として、5人以上のご協力が必要です。

予定しているメニューは、バストアップに特化したものになります。

しかも、バストは隠したままの施術です。

初めての方も安心して、施術を受けられます。

(全部脱がなくても施術できる!というのが、他にはない強みです)

また、施術代は、無料とさせていただきます。

それにあたり、お願いしたいことがございます。

施術内容:●●
期待できる効果:●●(●●の効果もあります)
期間:〇ヶ月間(週〇回ほどいらしていただけたら幸いです)

・ビフォーアフター写真を撮らせていただきたい
(顔は写らないので個人は特定できません)
・ご感想を書いていただきたい
(慣れていない方のためにイメージ文も用意します)
・施術代は無料。〇〇代としての〇〇円だけ、
ご負担をお願いします。

ぜひ、お力添えをお願いできないでしょうか?

お友達やお知り合いでも、ご協力いただける方がいましたら、もちろん嬉しいです^^

協力するよ!バストアップならやってみたい!ひと肌脱ぐよ!

そう思っていただける方は、メールか電話でご連絡をいただけませんか?

メールアドレス
電話

どうぞよろしくお願いいたします^^

無機質な文面とは、印象が全く違いますよね?

この添削後の、コンサルメンバーさんから、こんなコメントをいただきます。

「すごい☆協力します!って言ってしまいました!素敵に仕上げて下さり、嬉しいです。」

自分の原稿なのに、協力します!と思わず口に出たそうです(笑)

思わずモニターに応募したくなる!メール例文2

それでは、もう1つだけ、文例をご紹介しましょう。

★個別に送ったメールです。

●●さま、こんにちは!お久しぶりです。●(サロン名)のBです。

道端でお会いすることもなくなってしまいましたが、その後、いかがお過ごしでしょうか?

お嬢様は、ぐんと成長されて、保育園で元気に走り回っていることでしょうね。

あの当時の私は、●●な毎日でしたが、何とかやってこられたのは、●●さまのおかげです!

本当にありがとうございます!

ところで、長らくお休みをいただいておりましたが、実は、この春に自宅サロンを再開することになりました。

当時3歳だった息子は、もう5歳になります。

気持ちを新たにするため、再開についての思いをこんな感じで、綴ってみました。

(ここに、これまでの経緯や、再開への思いを書いた記事へのリンクを貼る)

ウツ寸前になるほど、心身が荒んでいた時代から、現在までのお話です。

●●さまも、似たような経験をされたことがあったら、そういえば私も頑張って来たなー!と改めて、感じられるかもしれません^^

それで、再開にあたって、子育て中のお疲れにもっと的確なアプローチをしていきたいと考え、●●をメニューに加えることにしました。

そこで、今回、●●さまに1つ、お願いがあります。

メニュー化にあたり、モニター様として、5人以上のご協力が必要な状況です。

そのモニターに、力を貸して頂けないでしょうか?

施術内容:●●(特に辛いところを中心に全身をケアします)
時間:90分

例えば、肩こりや腰痛、育児の疲れ改善に、効果があります。

安心してお受けいただけるよう、リラクゼーションサロンの気持ち良さをベースに行います。

それにあたり、いくつかお願いしたいことがございます。

施術風景の写真を撮らせていただきたい
感想を書いていただきたい(慣れていない方のためにイメージ文もご用意します)

施術代は、8000円ですが、今回はモニターさんなので、4000円だけご負担をいただけたら幸いです。

ぜひ、お力添えをお願いできないでしょうか?

お友達やお知り合いでも、ご協力いただける方がいましたら、もちろん嬉しいです^^

協力するよ!と思っていただけましたら、メールでのご連絡お待ちしております。

メールアドレス

日時は、相談させてください。どうぞよろしくお願いいたします。

●●さまへ、感謝をこめて。

いかがでしょうか?

1つ目の例文と同じように、血が通った言葉になっていますよね。

よく見ると、こんな風になっています。

・お客さま個人に向けた、パーソナルメッセージ
・お客さまのおかげです!という、感謝の言葉
・ここ最近の出来事が書かれた短いストーリー
(この方の場合は、ブログに細かなストーリーを書かれました)

・新メニューの導入の経緯
・モニターを募集する目的
・どんなメリットがあるか
・不安を払拭する言葉
・力を貸して欲しいという素直な言葉

協力することは、手間をかけること。淡白な文章では、相手の心は動きません。

「私でいいなら、協力しようかな!」「よし、受けてみよう!」

そう思ってもらう文章が、大切ですね。

モニターに協力者がどんどん集まった成果事例

2つ目の例文を、送ってみたコンサルメンバーさんから、こんなご報告がありました。

やはり、響いたようですね。

昨日のコンサル、ありがとうございました。

ホームページやモニターメールなど、とっても分かりやすく、伝わりやすく改良して頂き感謝です!!

私が駆け足にならないと、置いていかれそうな…どんどん進んでいて、昨日は頭がいっぱいでした。

1人でやってた時とは大違い。順調すぎて、びっくりです。

本日、夕方から、モニター募集のメールを送信してみました。

個人宛に9名
一括で16名

結果、16名に送信できました。

そして、早速1名から、モニター希望のお返事を頂けました(一括の方)!!

これから、日程調整してみます!

(さらに)

さらに、もう1人、モニター応募のお返事頂きました!(涙)

個人宛に送った方です。

嬉しいです!!

(さらに)

先ほど、3人目(個人宛の方)のお申し込みがありました^^順調すぎて、びっくり。

奥さん添削のメールのおかげです!

●日午前に1名の施術が決定し、午後にも1名来ていただくことになりそうです。

その時に、プロのカメラマンに来ていただいて撮影をしてもらいます。

ご協力いただける方が、どんどん出てきましたね。

もしあなたが、個人サロンのモニター募集をしたいなら。

この記事を参考に、メールを送ってみてください^^

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