● サロンや教室で同業者から、批判的なことを言われたらどうすべきか?
こんにちは。奥 武志です。
サロンやお教室に限らないですが、批判的な意見を見聞きしたり、言われたりした場合。
どう考えていけば、落ち込まずに済むのか?をお話ししますね。
例えば、ネイルサロンで、とあるジェルを、自分としては良い!と思って使っていたのに、陰でこう言われた。
「●●のジェルは、爪に良くないから、オススメしている人は、信用しないほうが良い。Aのジェルのほうが良いよ!」
まあ、ここまでは、まだ良いかと思います。
例えば、エステサロンで、ファンのお客さまから、ぜひぜひ!と言っていただき。
ツーショット写真を、ありがたく掲載させていただいたら、陰でこう言われた。
「お客さまとの写真を載せるなんて、ナンセンス!そういう人は、お客さまを大切にしてない!」
あるいは、お教室で、お友達がレッスンを受けにきてくれて、定価をいただいたら、言われた。
「友だちからも定価でレッスン料を取るの?儲けを優先しすぎじゃない??」
このように、価値観や考え方が違う場合に、あれこれと批判されてしまうと、迷いますよね。
こういうときは、いったい、どう考えたら良いのでしょうか?
批判をされたらまず、どう受け止めると良い?
世界中には、70億人もの人間がいます。
ある意味では、価値観も70億通りあるとも言えますよね。
そこまでいかなくても、ビジネスや仕事に対する考え方も、たくさんあります。
違法行為をする、助長するようなものは、好ましくありません。
また、明らかに人を傷つけたり、迷惑をかけることも、良いと言えません。
でも、そうでないのであれば、考え方や価値観は、自由です。
絶対の正解なんていうものもありませんし、自分がどれを採用するか?だけなのです。
だから、こう受け止めると良いですね。
「へー。この人は、そういう考えなんだ。こういう価値観なんだ。」
以上です(笑)
そして、いちばん大事なことがあります。
目の前のお客さまは、喜んでくれているのかどうか?です。
そこが抜けているのなら、もちろん、考え直さないといけませんよね。
人の喜びには、いろいろあります。
誰かの役に立てる喜び、目の前の人が喜んでくれている幸せ、というのもあります。
例えば、上の例にある、ツーショット写真の件ならば。
お客さまが、ぜひぜひ!と言ってくださるのなら、お言葉に甘える方が、お互いに幸せではないでしょうか?
コンサル業でも、お客さまとのお写真を載せることがあります。
サロンとは目的は違いますが、個別対応であることは、同じです。
でも、応援してくださるお客さまが増えるにつれ、快くお写真を撮らせていただく方は、どんどん増えていきますよ。
心優しい方々に囲まれていることは、本当に幸せですし、ありがたいですね。
落ち着いて振り返ってみよう(ネイルのケース)
では、上の例を、よく振り返ってみましょう。
「そのジェルは、爪に良くないから、Aのジェルのほうが良いよ!」
これがもし本当であれば、そのジェルを使うネイルサロンは、クレームだらけになっているはずです。
それに、なぜそれが良くないのか?主観ではなく、客観的に、誰かが検証したのか?
そして、ネイリストであるあなた自身が、実際に見ていて、お客さまの爪はボロボロになっているのか?
Aのジェルは、非の打ち所がない、完璧なものなのか?
こう冷静に考えてみて、もしそれが明らかな事実ならば、確かに考え直した方が良いです。
でも、そうでないのなら、まずは、目の前のお客さまのお爪を、注視することが先決です。
「そういう考えもあるのか。じゃあそうならないか?より一層、お客さまの爪をしっかりチェックしよう!」
こうしていけば、問題がないことです。
落ち着いて振り返ってみよう(エステのケース)
このケースでは、どうでしょうか?
「お客さまとの写真を載せるなんて、ナンセンス!お客さまを大切にしてない!」
お客さまとの写真を載せているホームページ、ブログ、ウェブサイトは、世の中に星の数ほどあります。
果てして、それらのサロンのお客さまは、みんな迷惑しているでしょうか?
事実、私のコンサルメンバーさんでも、お写真を載せているサロンさんは、いくつもあります。
でも、迷惑がかかっているどころか、お客さまに応援してもらっています。
「●●さんの力になれるなら、私なんかでよかったらぜひ、使ってください♪」
こう言っていただき、ファンがどんどん増えているサロンは、少なくないのですね。
もちろん、ツーショット撮らせてください!と無理やり頼むのはダメですよ。
お客さまが不快に思わない言い方、タイミングで、ぜひ!と言ってくださる場合だけです。
ちなみに、一流ホテルでも、考え方は、同じです。
おもてなしも気配りも、お客さまのために、一生懸命やります。
でも、どこまでいっても、私たちは結局、お客さまに支えられて、応援されています。
お客さまから支えられている、という事実からは、絶対に逃れることはできません。
だからこそ、一流ホテルでも、お客さまのお力をお借りすることも、多々あります。
お客さまから力をお借りすることを、恥じたりダメだと思った時点で、二流なのです。
見るべき先は、お客さまの笑顔と自分の成長
自分の価値観に合わないものを、否定的に見るなら、人の成長はそこでストップです。
自分の価値観とは違うものを、受け入れられる人が、成長しますから。
だからこそ、あなた自身も、批判するなんて最低!なんて思わないで。
「なるほど。こういう風に受けとる人もいるんだー。」
こう受け止めて、批判している相手を批判せず。
良い勉強になったと思っていることが、大切ですよ。
先ほども言いましたが、大切なのは、目の前のお客さまは、喜んでいるかどうか?です。
そして、自分にとって、成長していける受け止め方、考え方でお仕事をすることも大事です。
いちいち、人の価値観や考え方を批判したり、付き合っているヒマはありません(笑)
あなたは、人のことを批判するネイリスト、セラピスト、先生に、ならないでください。
そして今日も、お客さまに喜んでいただくことと、自分が成長していけること。
これだけを考えて、自信をもって、お仕事に取り組んでください^^
人を公で批判するような人は、いつか巡り巡って、その批判は自分に返ってきますから。
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