売り込みが苦手で、ブログやSNSでサービス告知ができないあなたへ!
こんにちは。奥 武志です。
対面接客の販売では、お客さまのお悩みを、しっかり聞けると、商品サービスを、喜んで買っていただけます。
逆に、売り込みをすると、売れないどころか、お客さまに嫌がられます。
でも、スクールやコンサルで、よくこういうご相談があるのです。
「ブログを書いていても、売り込みだと思われたら、どうしよう?と不安で、お知らせが書けないんです。」
「イベントの告知をしただけで、売り込みくさいと言われてしまいました。どうしたら良いのでしょうか?」
「あの人のメルマガって、売り込みっぽいよね!という噂話を聞いたのですが、私はそうは思えません。何が違うのでしょうか?」
確かに、売り込みだ!と思われたくはないですよね。
でも、ブログやメルマガや、SNSでの告知は、本当に売り込みになるのでしょうか??
まず最初に、売り込みって、なんなのか?を、理解することから。
わかりやすく、家電量販店で、あなたが商品を選んでいるときを例に、考えてみましょう。
目次
売り込み感がない接客販売の流れ10ステップ
まず、売り込み感がない、自然な接客の流れは、こうなります。
1:販売員さんから「こんにちは!!」と満面の笑顔で、挨拶をされる
2:「お困りのことがあればお声がけくださいね」と声をかけてくれる
3:自由に見ているうちに、AとBの商品が気になって、見比べ始める
4:「よかったら、ご説明しましょうか?」と笑顔で声をかけてくれる
5:あなたが探しているもの、悩んでいることをじっくり聞いてくれる
6:これまで使っていたものは?どんな機能が欲しい?も聞いてくれる
7:AとBの特徴や違い、メリット、デメリット等を、説明してくれる
(他のお客さまの事例などもあげて、わかりやすく)
8:ライフスタイルを話ながら、どちらがマッチするか?考えてくれる
9:「Aですと、こうなれますね」と具体的なイメージを教えてくれる
10:「お客さまでしたらAがピッタリですよ」と背中を押してくれる
いかがでしょうか?この接客には、売り込み感が、感じられないですよね?
この10のステップで、接客をすると、お客さまにストレスなく、ご提案ができます。
なぜ、この接客は売り込みくさくないのか?
1つ1つを、もう少し細かく、解説してみます。
1:販売員さんから「こんにちは!!」と満面の笑顔で、挨拶をされる
まず、最初にいきなり、商品説明やヒアリングをせず、挨拶から入っています。
お客さまによりますが、いきなり本題に入ると、ビックリするからです。
第一印象の笑顔も、重要ですね。
2:「お困りのことがあればお声がけくださいね」と声をかけてくれる
まだ説明やヒアリングはしません。
なぜなら、最初に必要なのは、信頼関係作りだからです。
困ったらこの人に聞けば良いんだ!
それがわかるだけで、安心してゆっくり見られますよね。
3:自由に見ているうちに、AとBの商品が気になって、見比べ始める
ここであなたは、自分のペースでじっくりと、商品を見ることができます。
売られる!と思いませんから、安心してその販売スペースに、とどまることができます。
なぜ、そうなるのか?答えはシンプル。
信頼関係が少し、できあがってきたから。
売られる!と思ってしまったら、他の売り場に移動したくなりますよね。
いきなり売り込んでくる人を、信頼できるわけがありません。
4:「よかったら、ご説明しましょうか?」と笑顔で声をかけてくれる
あなたが見るだけ見て、一呼吸置いた頃には、購買意欲も高まっているはずです。
でも、いきなり「この機能が・・・」と説明するのではなく。
疑問形で声をかけられると、疑問に思っていたことが、頭に浮かんできます。
説明します!より、説明しましょうか?と疑問形の方が、柔らかいですしね。
そして、笑顔で声をかけてくれたからこそ、なおさら、この人に質問しようと思えます。
ここまでくると、販売員さんに、相談をしたくなります。
5:あなたが探しているもの、悩んでいることをじっくり聞いてくれる
販売員さんへの安心感、信頼、好印象を感じたあなたは、素直に相談できますよね。
ただし、ここでいきなり、商品説明をドカドカされると、のけぞってしまいませんか?
最初にやるべきことは、説明ではなく、やはり、ヒアリングなのです。
接客は、聞くが8割ですよ。
6:これまで使っていたものは?どんな機能が欲しい?も聞いてくれる
質問内容は、こうして具体的に、聞いてくれた方が、答えやすいはずです。
ただ、質問ばかりになると、尋問になります(笑)
尋問にならなければ、この質問の答えが、AとBのどちらを買うべきか?の判断材料になります。
質問は2回したら、コメントや相槌を、必ず1回は挟むと良いですね。
7:AとBの特徴や違い、メリット、デメリット等を、説明してくれる(他のお客さまの事例などもあげて、わかりやすく)
ここで初めて、説明をしてくれることで、あなたはスッと、説明を受け入れられるはず。
自分の話をじっくりと、聞いてくれる人には、人は心を開きやすくなるからです。
また、あなたの疑問、知りたいこと、困ったことを販売員さんが、理解をした上での説明です。
説明の言葉に、説得力も感じられるでしょう。
そして、他のお客さまの事例や声を、教えてくれるとなおさら、腑に落ちやすいですよね。
8:ライフスタイルを話ながら、どちらがマッチするか?考えてくれる
色々と機能や特徴はもう、しっかりと理解ができたあとに、あなたは最後に悩むでしょう。
でも、AとB、どっちがいいかなあ?一長一短だよなあ。どっちも良いなあ。などなど。
ここで、あなたが日頃の生活で、AとBを使った場合に、どうなるか?
一緒に考えてくれると、販売員さんがいつしか、仲間になっているはずです(笑)
あなたはきっと、販売員さんの説明を、とても信頼して聞いていることでしょう。
9:「Aですと、こうなれますね」と具体的なイメージを教えてくれる
8までを踏まえて、決断をどうしようかと迷っているあなたに、最後に必要なもの。
それは、どちらかを買った場合の「うん!買って良かったよね!良かった!」という確信です。
そう。後悔したくないからです(笑)
あらためて、Aを買うと良い点を、説明してくれると、安心できますよね。
10:「お客さまでしたらAがピッタリですよ」と背中を押してくれる
そして最後に。
Aならピッタリ!と断定してくれると、安心して、決断ができるはずです。
ここまで来ておいて「どっちも良いですけどね」何て言われたら、あなたはまた迷宮に入るでしょう(笑)
このように、売り込み感があまりない接客販売には、1つ1つ、理由があるのですね。
売り込みくさい接客販売の10ステップ(笑)
それでは、逆パターンならどうなるか?見てみましょう。
1:気づいたら販売員さんがあなたの背後に寄ってくる(笑)
2:「あ!この商品は高機能で・・」といきなり説明を始める
3:ずーっと説明しながらついてくるため、自由に見られない
4:「これは新商品で、●●の機能が・・」とドヤ顏で説明する
5:あなたが探しているもの、悩んでいることを全く言えない
6:あなたにはいらない機能なのに、スゴさアピールしてくる
7:AとBの特徴を、専門用語だらけで説明してきて理解不能
(あなたはもう、空返事と苦笑いのまま話を聞いてあげる状態)
8:ライフスタイルに合わない、高機能な商品を提案してくる
9:「Cが良いですよ」根拠不明で抽象的なアドバイスをくれる
10:「まあAとBも良いですけどね!」と余計に迷わせてくる
なんか、書いていて疲れてきました(笑)
でも、似たような経験が、一度くらいはありませんか?
こうして見ると、売り込みを感じるかどうかには、ポイントがあることがわかります。
・あなたの話を、聞いてくれるかどうか?
・商品の良さを、いきなり説明してこないか?
・でも、これ!というものは、しっかり奨めてくれるかどうか?
あなたも、こういった点に気をつけると、売り込み感がない接客販売ができますよ。
キーワードは、信頼です。
売り込まない接客を販売記事に置き換えると?
それでは、ここまでを踏まえて、冒頭の疑問に戻ります。
接客ではなく、ブログやSNS、メルマガなど、メディアで集客する場合の、販売記事ではどうでしょうか??
対面接客と、販売記事での集客では、根本的に違う部分があります。
それは、ネット上では、読者(お客さま候補)の方が、一方的に見ている状態であること。
あなたがサービス提供者だとしたら、あなたは読者(お客さま候補)の方に、ヒアリングができません。
では、今度は、あなたがサービス提供者として、販売記事を書いている側として、考えてみてください。
1:販売員さんから「こんにちは!!」と満面の笑顔で、挨拶をされる
2:「お困りのことがあればお声がけくださいね」と声をかけてくれる
4:「よかったら、ご説明しましょうか?」と笑顔で声をかけてくれる
この3つは、基本的にはできませんよね。画面の向こうですから。
ただ、記事の冒頭に、挨拶を書くことはできます。
また、販売記事ではなく、日頃の記事の中で、あなたの人柄が伝わることを書いておけば、それで安心感は伝わります。
ブログでもSNSでもメルマガで、日記的な共感記事を、書いておくと良いです。
3:自由に見ているうちに、AとBの商品が気になって、見比べ始める
読者(お客さま候補)の方は、ネットで商品を見比べられます。
ですので、ここは店頭販売よりも、買い手にとっては、便利ですね。
5:あなたが探しているもの、悩んでいることをじっくり聞いてくれる
6:これまで使っていたものは?どんな機能が欲しい?も聞いてくれる
この2つも、基本的には、できませんね。
だからこそ、日頃から、未来のお客さまが何に困っているか?何を欲しているか?ニーズを調べる必要性があるのです。
様々なニーズを、理解していれば良いわけです。
7:AとBの特徴や違い、メリット、デメリット等を、説明してくれる(他のお客さまの事例などもあげて、わかりやすく)
これは、ある程度は、できます。
ただ、商品の機能を、説明するというよりも・・・
このサービスを受けたら、どうなれるのか?
このサービスの特徴やこだわりは何なのか?
あなた自身の考え方や、価値観はどうなのか?
サービスを受けてくれたお客様の感想や、ビフォーアフター
こういうことを、重点的に書いていく感じですね。
8:ライフスタイルを話ながら、どちらがマッチするか?考えてくれる
これは、5、6のところで調べたニーズに対して、どういうものが合うか?は、あらかじめ考えておけます。
また、様々なライフスタイルの事例を、記事に書くことなら、できますね。
9:「Aですと、こうなれますね」と具体的なイメージを教えてくれる
10:「お客さまでしたらAがピッタリですよ」と背中を押してくれる
個別のアドバイスではないですが、これも書けますよね。
この商品サービスを買うと、こうなれるよ!こういう方には、これがピッタリですよと。
で、結論。(前振りが長かった・・・)
ブログやSNSでは、物理的に売り込みは不可能!
なぜなら、あなたの目の前に、お客様はいないから。
「ブログを書いていても、売り込みだと思われたら、どうしよう?と不安で、お知らせが書けないんです。」
→いいえ、そもそも、あなたのブログを読んで、売り込みだ!と思う人はいません。
よくよく、考えてみてください。
あなたが誰かのブログを見て、売り込まれた!!って思ったことないですよね?(笑)
何かの広告を目にして、テレビCMを見て、売り込まれた!って思わないですよね?
「イベントの告知をしただけで、売り込みくさいと言われてしまいました。どうしたら良いのでしょうか?」
→ハッキリ言います。
100%その人の問題です。
自分がスマートな提案ができないから
あなたの告知に、文句言ってるだけ。
物理的にできないことを「やられた」と言っている方は、放っておけば良いです。
「あの人のメルマガって、売り込みっぽいよね!という噂話を聞いたのですが、私はそうは思えません。何が違うのでしょうか?」
→ハッキリ言います。
100%受け手の問題です。
自分がスマートな提案ができないから
他人の宣伝に、文句言いたいだけ。
物理的にできないことを「やってる」と言っている方は、全力で離れた方が良いです。
告知するための記事のポイントまとめ
では、ここまでのポイントを、まとめてみましょう!
・販売記事での集客と、対面接客の販売で、違うポイント
販売記事は、読者(お客さま候補)の方が、一方的に見ている状態
読者(お客さま候補)の方は、ネットで商品を見比べられる
・日頃からやっておくべきこと
日頃の記事の中で、あなたの人柄が伝わることを書いておく
お客さまのニーズを調べて、それを商品にする
お客さまが使っている商品サービスを知っておく
お客さまの生活スタイルを、熟知しておく
・集客のための販売記事に書くべきこと
商品サービスを使った先の、未来の具体的イメージを書く
お客さまの声や具体的な事例を、販売記事にかならず書く
商品サービスの機能を、販売記事にあれこれ書き過ぎない
こういう方にオススメだよ!ということもしっかりと書く
これらをおさえれば、ブログやSNSなどで、たくさん宣伝しても、大丈夫です。
とはいえ、私のメルマガやブログのフォロワーさんから、こんな声をもらったことがあります。
「売り込まないと書いてありますが、宣伝ばかりだなって思いました。」
あれれ?
全く同じように、ブログとメルマガを読んでいるのに、最後の感想だけ、180度、真逆なのはなぜなの?
「いつも役立つ記事ばかりで、思わず引き込まれて、DVDを購入させていただきました」
「コンサルに申し込んだのは、売り込まない奥さんのスタイルに共感したからです。」
こういう風に、言ってくれる方が99%なんだけど。
この1%の人は、なぜそう感じたの??
100%受け手の問題です(3回目)
だから、こういう声を気にする必要0です。
売り込みが苦手で、必要な宣伝や提案ができないあなたへ
ブログやSNS、メルマガ等で、商品サービスを集客、告知している方に、最後にお伝えしたいことがあります。
上記を見ればわかる通り、100%すべての人に、納得される方法というのは、存在しません。
どう書いても、どう宣伝しても、どう告知しても。
欲しいと思ってくださる方は、その記事を興味津々で、読んでくださいます。
その記事を、売り込みだ!と感じて、拒絶するのは、ごくごく一部の方。
不要なら、フォローを外したり、解除したり、ブロックすれば良いだけの話。
売り込みが苦手!と思っている人ほど、誰かの普通の告知にも、売り込みだ!と過剰に反応してしまうだけ。
もし、あなたのは売り込みだよ!と言われたら、その方自身が、告知に苦手意識がある証拠かもしれません。
だ、か、ら・・・
人に文句ばかりいう人の意見に
耳を傾ける必要、ありません。
あなたが必要!と思ってくれる
方のために発信してください。
それでもどうしても、売り込みに思われるのが、怖い方は、この記事も読んでみてください。
ただ、何も告知をしなければ、知られません。何も売れません。
売れないということは、お仕事になりません。
お仕事にならないということは、あなたの商品サービスが必要な方に、届けることができません。
だから、売り込みが苦手!宣伝ができない!と怖がっているあなたへ。
あなたの商品サービスが必要!欲しい!と思ってくれる方のために、発信しよう!
売り込みだ!と言ってくる、ごくごくごくごく一部の方のために、告知を弱めないでください。
あなたが解決してあげられる、手を差し伸べられる人は、あなたを必要としていますよ。
どうか、これだけは、忘れずにいてくださいね^^
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