サロンのお客様に、ビフォーアフター写真の掲載許可をいただくお願いの仕方

サロンのお客様に、ビフォーアフター写真の掲載許可をいただくお願いの仕方

こんにちは。奥 武志です。

エステやフェイシャル、小顔矯正、ダイエット、バストアップサロンなどでは、ビフォーアフター写真が、集客に効果的です。

目で見て変化がわかると、イメージしやすいですからね。

そんな中、こんなご相談が、結構多いです。

ビフォーアフター写真をお願いしても、断られてしまうことが多いんです。

ブログやSNS、ホームページで使いたいのですが、なかなか撮れなくて><

どうお願いしたら、ご了解いただけるでしょうか?

あなたも、こんな経験はありますか?

お客様がビフォーアフター写真を断りたくなる心理

実は、お願いの仕方ひとつで、回答はNGにもOKにもなります。

断られてしまうのは、お客様が、断りたくなる伝え方になっているから、なんですよね。

まず、いきなりこう聞くのは、絶対にダメです。

「インスタに掲載したいので、お写真をお撮りしてもよろしいでしょうか?」

お客様にとっては、恥ずかしい!というデメリットしかなく、何一つメリットがありません。

自分都合すぎます(苦笑)

新規のお客様ならなおさら、まだ信頼関係が深くないですから、協力しにくいのですね。

お客様にとっては、2つハードルがあるわけです。

1:顔がわかるわからないに関わらず、撮ること自体が恥ずかしい
2:顔がわかるわからないに関わらず、ネット上に掲載されるのは恥ずかしい

この2つのハードルを、1つ1つ超えていくように、ステップを踏んで、お伝えしていくのが正解ですよ。

ビフォーアフター写真は、薬機法(旧薬事法)で禁止では?

美容医療の世界では、薬機法により、原則、ビフォーアフター写真が制限されています。

(実際は、条件付きで、掲載はできます。ここでは詳細は書略しますね)

ただ、薬機法は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器を対象にした法律。

一般のエステやフェイシャル、小顔矯正、ダイエット、バストアップサロンなどは、対象外です。

ですので、現時点では、問題なく、ビフォーアフター写真を掲載できます。

参考:医療広告ガイドラインは、整体やエステのビフォーアフター写真も規制対象?

とは言っても、景品表示法では、以下のような表現は、違法になる恐れがあります。

・短期間で急激な変化があると誤解させる表現
・実際のお客様であっても、特例的なケースを掲載する
・「頭蓋骨を矯正して」など医療行為と思わせる表現
・虚偽のお客様の情報を載せる

自分のサロンのお客様ではないビフォーアフター写真を、掲載しているサロンは、確実にアウトになるので、ご注意ください。

ステップ1:ビフォーアフター写真を撮るメリットを伝える

まずは、1つめのハードルから。

最初の段階では、ブログやSNS、ホームページで使いたいという言葉は、厳禁です。

また、カウンセリングシートに「ビフォーアフター写真の掲載はOK?NG?」のチェック欄を設けるのもやめましょう。

お客様にとって、恥ずかしい!というデメリットしかなく、何一つメリットがありません。

施術前にこのように、伺ってみてください。

施術後の変化を確認するために、お写真をお撮りして、皆様にLINEでお送りしていまして^^

変化が見えると嬉しいよね♪という声がとても多いんです。

ビフォーのお写真、お撮りしてよろしいですか?

こうして、写真で施術後の変化がわかりやすいよ!というメリットを伝えると、OKがもらいやすいです。

細かなポイントとしては

・皆様にそうさせてもらっている、という事実を添える
・LINEで後で送るよ!というもう1つのメリットも添える
・皆様、変化が見えて喜んでいるよ!というメリットも添える

これらの要素が入っているから、了解がもらいやすいのですね。

ステップ2:ビフォーアフター写真掲載に協力するメリットを伝える

次に、2つめのハードルです。

施術後に、アフター写真を撮ってみて、変化がわかりやすかったり、お客様が喜んでいる場合。

ブログやSNS、ホームページでの掲載を、お願いできる可能性が高まります。

(変化がすごく小さかったり、お客様が納得していなさそうなら、お願いはしないでくださいね。)

このように、お伝えしてみてください。

あなた「わーーー●さま、かなり変わりましたね!すごーい♪」

お客様「本当ですね!こんなに1回で変わるんですね。」

あなた「そうなんですよー^^ ●さまの場合、特に変化がわかりやすいですね。私もテンションあがります(笑)」

あなた「あ!もし、差し支えなかったら、お客様の喜びの事例として、インスタでお借りしてもよろしいですか?」

お客様「うーん、顔が出るのは、恥ずかしいなあ^^;」

あなた「目元にかわいくスタンプを貼った方が、良いですかね?」

お客様「はい、そうしてもらえたら!」

こうして、一緒に嬉しい変化を喜びあいながら、お伝えすると、了解をもらいやすいです。

また、細かなポイントがありますね。

・お客様以上に自分が喜ぶ
・「喜びの事例」という表現でさらに嬉しさを演出
・顔をわからないようにします!は、いきなり言わない(意外と平気な人もいるので)

これらの要素があるから、断る理由がなくなっていくのですね。

ビフォーアフター写真に協力したくなるパワーワード

さらにもう1つ。

こんなセリフを、プラスするのも良いです。

サロンって、最初は、予約するのに勇気が少しいるじゃないですか?

だから、私なりに安心して、お越しいただけるように、SNSをがんばって発信しているんですが

やっぱり、実際に来てくださっているお客様のご感想とか、変化がわかるのが、イチバンの安心材料かなって思うんですね。

●さんも、お客様の声とか変化とかって、やっぱり見たりしますか?

(ここでお客様の「はい」をもらう)

ですよね。

今回の●さんの変化も、なかなか一歩を踏み出せない方にとって、大きな勇気に繋がりますし

私としても、悩まれている方の力になりたいって思っていまして。

可能であれば、今回のビフォーアフター写真も、インスタの方でご協力いただけないでしょうか?

こうして、掲載することのメリットも、しっかりお伝えすると、協力してくれますよ。

またまた、細かなポイントがありますね。

・安心して予約できるサロンにしたい、という気持ちを添える
・目の前のお客様に、来店前の気持ちを思い出していただく
・掲載OKすることで、誰かの助けになる!ということを知ってもらう

最後になると、お客様は少し、あなたと同じ側にたってもらうイメージになりますね。

最初に写真を撮っておかないと、変化が比べにくいので、必ず撮りたいところ。

お願いすることから逃げるのは、お客様の変化の放棄ですよ^^

もし、聞くのを忘れてしまったら、ラインで伝えれば良いですしね!

「ビフォーアフター写真をお願いしても、断られてしまう」
「ブログやSNS、ホームページで使いたいのですが、なかなか撮れなくて><」

そう悩んでいた方は、このやり方をまず、試してみてください。

あなたの思いが伝わって、ビフォーアフター写真の撮影も、ネットでの掲載も、許可をいただける人が増えますよ♪

あと、ビフォーアフター写真に限らず、ツーショット写真や感想なども含めて、伝え方1つでお客様の反応は変わります。

考え方の勉強として、こちらの記事もチェックしておくと良いですね^^

サロンのお客様とのツーショット写真で、顔出しNGと言われる原因の第1位

教室の生徒様に、お写真の顔出しOKをいただくお願いの仕方とは?

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