● 浴衣を昼間、日中から着るのは、マナー違反ですか?
こんにちは。奥 武志です。
7月19日(木)お気に入りの浴衣で楽しもう♪清流に癒される浴衣ランチ会(貴船神社参拝つき)
7月24日(火)浴衣でのんびり!わたしに恋する浴衣ランチ会♪(写真撮影会つき)
どちらも、おかげさまで、満員御礼となりました!
3年連続の浴衣ランチ会、楽しみですねー^^
さて、ランチ会なので、当然、昼間から浴衣を着て、外出することになります。
それで、こう感じた人もいるかなと思います。
「昼間から浴衣を着て外出って、良いの?恥ずかしい??」
人それぞれ、価値観があるので、そう感じる方はそれで良いと思うんですね。
ただ、良い機会なので、ちょっと浴衣を昼間から着ることについて、考えてみたいと思います。
ゆかたを昼間から着るのは、マナーやエチケット違反なのでしょうか?
ちょっと、浴衣の起源から、考えてみましょう。
1:元々は、入浴用から寝巻きに変化したもの
「湯帷子(ゆかたびら)」と言われ、平安時代の貴族が、蒸し風呂に入る時、水蒸気でやけどをしないように着たことが、ゆかたの起源。
その後、湯上がりに着られるようになり、寝間着として用いられるように。
2:夜の外出でも着られるように変化
江戸時代になり、町人文化の発展に伴って、「浴衣(ゆかた)」に進化。
江戸中期に入り、ちょっとした外出にも着られるようになりました。
盆踊りや花見などに、揃いの浴衣で出かけることが、流行したそうです。
3:普段着に変わっていった
明治時代には、浴衣が夏の普及着として、全国に定着していきました。
4:普段着として、衰退していく
第二次世界大戦後、和服に代わって、洋服文化が広まりました。
これによって、普段着としての浴衣は、衰退していったのですね。
5:新たな価値観で復活
盆踊りや花火大会など、夏の行事だけで、細々と生き残ってきた浴衣。
でも、ここ数年で、夏のきもの代わりの浴衣は、少しずつ増え続け、定着しつつあります。
そして、最近では、ゆかたで参加するイベントなども増え、昼から浴衣を着る人が、増えてきました。
「浴衣はもともと湯上りに着たもの、それを昼間に着て外出するのはおかしい!」
あなたは、こう思いますか?それとも、時代の変化にあわせて、浴衣文化を残していきたいと思いますか?
正解は、ないと思いますので、あくまでも私の考えをお話しします。
例えば、着物の訪問着なんかも、元々はなかった概念でしたが、時代のニーズとともに作り出されたものです。
浴衣も、湯上りに着るもの、花火大会や夏祭りに着るもの、だけでは、どんどん衰退してしまいますから、新しい概念を生み出さないとなりません。
浴衣の起源からの移り変わりを見ても、どんどん変化していますよね?
江戸時代に、外出に着る人が出てきた頃も、きっと言われた気がします。
「ゆかたで外を歩くなど、けしからん!恥を知れ!」と(笑)
明治時代に、普段着として着る人が出てきた頃も、言われたでしょうね。
「ゆかたを日常で着るなんて、おかしいんじゃないか」って(笑)
洋服が一般的になってきているのに、着物やゆかたを着続ける人は、こう言われたのかな?
「まだ着物や浴衣を着てる。周りが見えてない!」なんて^^;
そして、ここ数年では、こう言われています。
「浴衣はもともと湯上りに着たもの、それを昼間に着て外出するのはおかしい!」てね(笑)
こうして、時代は変化をし続ける中で、
1:変化に柔軟に対応して、楽しむひと
2:変化よりも守ることを大事にするひと
どちらが正解か?ではなくて、両方がいて、時代が移り変わっていくのかなと感じます。
賛否両論あると思いますが、下着が透けないようにしたり、はだけないような立ち居振る舞いをしたり。
そういう部分は、しっかりマナーとエチケットを守って(あ、これも守り?笑)
楽しんでこようと思います^^
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