人気セラピストになれるサロン接客術のセリフ付き解説(後編)
こんにちは。奥 武志です。
先日からスタートした、セラピスト向けの新連載。
あまりの反響に、メールがとまりません!
もう一度、おさらいしますね。
【徹底解説!】サロンで指名とリピートが倍増!人気セラピストになれるサロン接客術とは?
このチェックリストが、当てはまりまくりです!という方が、すごく多いようです。
この前編だけで、面白いです!印刷しました!など。喜びの声がたくさん、届きました。
では、今日は後編を、お届けしますね。
目次
問題7:どうすると良くなるか?未来を伝えていない。
売り込まない提案と、プロのセラピストマインド(心構え)を身につければ、解決します。
通い続けて欲しい。
でも、通う方がいいと言って売り込みと思われたくないのですよね?
なら、例えば、言い方を変えれば良いですね。
「通う」と言うから、「通わせる」になるのです。
だから、通うことに意識を持っていくのではなく。
「このお客さまの悩みが、解決するためには、どうしたら良いのかな?」
そう考える。意識はあくまで、お客さまの未来へ。
その上で。
「別にうちのサロンでなくても良いから、ケアを続けて欲しい。あなたの体のために・・・」
そういう思いを込めてください。ここが、マインド部分です。
「このくらいのペースで、お身体をケアしてあげるとこれこれこう良くなりますよ^^」
そう伝えてください。
通うと言わずに、あくまでもケアしてあげる。
メンテナンスしてあげる大切さを、伝えます。
こうして、言い方と意識を変えると、あら不思議!
売り込み感が、全くなくなります。
カンタンでしょ?^^
問題8:どうすると良いか?説明が伝わっていない。
7で売り込まない言い方を、身につけても、難しい表現になっていれば、伝わりません。
上手な説明方法を身につければ、解決しますよ。
特に、鍼灸師や整体師など、治療系の方は、難しい用語を使うことが多いですね。例えば。
「●●をアジャストメントしてあげると・・・」
意味不明です(笑)
いえ、英語がわかれば、意味はわかりますが。
意味がわかっても、伝わって来ません。
骨格をこうして、調整してあげる。と言いましょう!
また、デトックス、アンチエイジングのような、浸透しつつある言葉も、要注意です。
なんとなくわかるけど、実感に乏しい言葉だから。
小学校5年生でも、わかる言葉になっているか?
それを常に意識して、伝えてみてくださいね。
問題9:継続の伝え方が強引で、ドン引き出せている。
これは、問題7と似ていますね。
いちばんは、クロージングをかけるという意識を、捨て去ってください。
それ、いりませんよ!
問題8までを、実践していくと、、、
本当の悩みをしっかり引き出して、お客さまの改善したいニーズが高まり、どうしたらラクになるのか?未来が見えてくる。
こうなって、クロージングが不要になります。
なぜなら、お客さまご自身が、続けてケアすると良いんだなーと、気づくからです。
と言いますか、そうなることだけに集中するのが、プロのセラピストの役目ですよ^^
問題10:変化に気づけるアプローチをしていない。
エステや小顔矯正など、ビフォーアフターがパッと見でわかるなら、問題にはならないですが。
リラクゼーションのような、主観で判断する場合、これが大きな問題になりやすいですね。
「いかがですか?」
「ラクになりました。」
「いかがでしょう?」
「気持ちよかったです!」
こういう会話になっていませんか?
主観で判断する施術なら、具体的な変化として、感じてもらう必要がありますよね。
例えば、数字で置き換えてみてください。
「●●様のお身体が、もっと改善していくように、状態をちょっと確認してみますね。」
「はい。」
「いらしたときの肩こりの辛さが5で、まったくコリを感じないのが1としたら、どのくらいまで軽くなりましたか?」
「んー、2くらいですかね^^」
これで、半分以下に改善したと、ハッキリします。
この時に、1になっていないとしたら、不満になるから怖くて聞けない!と思う方がいます。
それは、自分目線です。考えを変えてください。
もし足りない部分があっても、そこから目を背けて、持って帰ってしまえば、お客さまは再来理由を見失います。
「2までラクになって、良かったです!」
そう伝えてから、
「●●様はかなり我慢していらっしゃいましたから、あと数回、ケアしてあげると、1まで戻る可能性が高いですよ。」
こうして、じゃあ残りはどうしたらいい?までをしっかり伝えれば、またくる理由がわかりますよね。
ポイントは、2つですよ。
1)具体的にどう変化したか、わかりやすくする
2)足りない点も、しっかり改善策をお伝えする
この両方ができれば、プロとして信頼されます。
問題11:次回予約を、怖がって言えていない。
ここでも、自分目線が出てきました(笑)
10までをやったら、お客さまは、改善したいと、強く思ってくださる可能性が高まります。
なのに、売り込みに思われたくない、嫌われたくないばかり考えることは、逃げです。
お客さまの幸せを、いちばんに考えてくださいね。
というより、10までやったら、もう何を言っても、売り込み感はゼロになるので、ご安心ください。
問題2、3でやったケースを、例にすると。
「週1回くらいケアしてあげると、肩こりが改善して、抱っこしても楽な状態に戻りやすいですよ。今のままですと、お辛いですもんね。ただ、お子さんが小さいですから、無理のない範囲が良いですよね。月2回でも。例えば来週の●日前後で、続きのケアをしてあげられる日はありますか?^^」
こうして、お客さまが望んでいた具体的な未来を添えて、お伝えしましょう。
モチロン、通うかどうかは、お客さまが決めます。
ただ、また予約しようかなーと、密かに思ったけど、タイミングを掴めずに、セラピストからも、何も言われなかったから、また電話すればいいや!と思っている方。
こういう方も、実はお客さまの中には、少なくありません。
そこに対して「キッカケ」を提供するつもりで、聞けば良いのですね。
問題12:忘れない取り組み、思い出す仕組みがない。
では、最後です。
お客さまが、再来しない理由の中には、意外と、忘れちゃっただけ!というのも、多いのです。
それを防ぐには、方法は2つです。
1)忘れにくいようにする
2)思い出してもらう
個人サロンなら、アフターフォローのお手紙で、思い出してもらうことは、カンタンです。
あ、個人サロンの方で、お手紙を書いていない方は、今すぐやりましょう!
サロンでリピートに繋がるお手紙の書き方は、こちらにまとめてあります。
ただ、お勤めサロンの場合は、フォローできないお店も少なくありません。
とすると、できることは、忘れないくらいの感動をしっかり残すこと!
ここに集中です。
例えば、奥のコンサルメンバーさんで、指名が4倍になったセラピストさんがいます。
彼女の場合は、指名の方に、バースデーカードをプレゼントするようにしました。
また、名刺には、手書きでひとことアドバイスをいつも書くようにしました。
他のセラピストが気づかないような、小さな小さな気配りも、徹底しましたよ。
お手洗いに行くか?聞くタイミングに気をつける。
着替え終わったら、どう声をかけていただければ良いのかを、具体的にお伝えしておく。
(特に初めての方は、声をかけにくいのですよ)
近隣のお店情報を仕入れておいたり、指名の方だけでなく、他の常連様の特徴や履歴も覚えて、積極的に挨拶をしたり、声をかけました。
1つ1つは小さいけど、積み重なると大きいです。
いかがでしょうか?
3回にわたって、解説をしてきました。
ここまでやると、指名やリピートは必ず増えますよ。
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