予定がわかったら連絡します!と言われたまま音信不通のお客さまに、連絡しても良いのか?
こんにちは。奥 武志です。
サロンで、予約を一度くださったお客さまから、日程変更の連絡をいただく。
こういうシーンは、よくありますよね。
変更したい日がすぐにわかれば、特に問題はないでしょう。
ですが、すぐにはわからず、後日あらためて連絡します!というケースもありますね。
教室で、次回レッスンの参加可否を、後日、ご連絡いただく。
そんなシーンでも、後日あらためて連絡します!になることがあります。
「仕事の予定がちょっとまだ、わからないので、予定がわかったら連絡します!」
ところが、この後、何日経っても、連絡がないことがあります。
そんな時、いったい、どうしたら良いのでしょうか?
目次
実際にあった、連絡します→連絡がない事例
例えば、以前にコンサルメンバーさんから、こんなご相談をいただきました。
(個人を特定できないよう、文章は変えています)
6月のご予約を頂いていたお客さまが、お仕事が忙しくなったようで、日にちが近づいた時に一度ご連絡をしたところ、キャンセルなさいました。
「近いうちに、仕事のスケジュールが決まるので、また連絡します」
そう言われたのですが、それ以降、1ヶ月経っても、音沙汰がありません。
一度もサロンに来たことはない方なので、ニュースレターを送るとか、そういうことが出来ないのですが、ただ待っている方が良いのでしょうか?
ニュースレターやお手紙などを送れば、身体を休める事について、思い出すキッカケになればと思うのですが。
さて、あなたなら、どうしますか?
まず最初に、考えると良いことは、そのお客さまが、一度でも来てくれた方かどうか?です。
お客さまとの信頼関係で3タイプに分ける
お客さまには、大きく分けて、3タイプあります。
1:すでに何度か、来たことがあるお客さま
2:一度だけ、来たことがあるお客さま
3:一度も来たことがないお客さま
そして、それぞれのお客さまを、このように分けます。
1:すでに何度か、来たことがあるお客さま=価値をすごく実感している方
2:一度だけ、来たことがあるお客さま=価値を少し実感している方
3:一度も来たことがないお客さま=価値をまだ実感していない方
あなたの提供するサービス、商品の価値を、どこまでご存知か?によって、対応が少し変わりますよ。
すでに何度か、来たことがあるお客さまのケース
このお客さまの場合なら、ニュースレター、お手紙、メール、LINE@など「個別に送るもの」は送って、差し支えありません。
なぜなら、お客さまはあなたのサービス商品の、価値がわかっているため、売り込み感が出ないからです。
また、何度も来ている方とは、信頼関係がある程度、出来上がっています。
逆に、こういうリピーター様の場合は、もし仮に連絡をうっかり忘れていた場合。
「連絡するの忘れてた!また行くって言ったのに、連絡1つくれないなあ。。。」
このように、ちょっと残念に思うことすらあります。
一度だけ、来たことがあるお客さまのケース
このお客さまの場合が、いちばん難しいです。
ニュースレターやメルマガ、LINE@など「一斉配信するもの」は、送って差し支えありません。
ただ、お手紙やメールと行った、個別に送るものは、信頼関係の深さ、価値をどこまで感じてくれているか?によります。
信頼関係がまだ、構築しきれていない場合、個別に送るものは、「早く連絡が欲しい」と、やや売り込みに感じるリスクがあります。
あとは、性格にもよりますね。
顧客心理については、過去のシリーズ記事が、お役に立つと思います(記事中にあるセミナーは終了しています)
一度も来たことがないお客さまのケース
このお客さまの場合は、基本的には、そっとしておくのがベストです。
なぜなら、まだ会ったことがないため、信頼関係もできておらず、あなたのサービス商品の価値を知らないから。
ただ、その方の悩みがわかるなら、それに関する記事をSNSやブログ等に上げるのは、良い方法です。
番外編「いつか行きたいです」と言っていた方のケース
こういうセリフをおっしゃる方の8割は、実際には来ません(笑)
ですので、この方々も、基本的には、そっとしておきましょう。
ただ、2、3、番外編でも、すごく興味を持ってくれているのが、ヒシヒシ伝わってくる場合なら、ご連絡しても良いですね。
また連絡しますに対して、聞いてみると良い魔法の質問
また、判断が難しい!となるくらいなら、ひとこと、こんなことを言っておくと良いです。
お客さま「近いうちに、仕事のスケジュールが決まるので、また連絡します」
あなた「かしこまりました。お忙しくてバタバタしていると、うっかり忘れやすいこともあるでしょうから、もし差し支えなければ、私の方からご連絡差し上げましょうか?」
この問いかけに対しての返答でも、その方の興味度合いがわかりますね。
「はい、お願いします」=後日、個別にご連絡しても問題なし!
「いや、大丈夫です。」=そっとしておいた方が良いケース
これもまた、1つの判断基準にしてみてくださいね。
こうした顧客心理をふまえた対応術は、こちらでも無料で学べますよ。
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